栽培の歴史

古くから栽培されていた植物の一つであり、元々は中東で栽培されていた物と考えられている。日本では紀元前から栽培され、『後漢書』の東夷伝や『三国志』のいわゆる魏志倭人伝に記述が見られる。日本では歌の題材になっているほか、風土記にも記されている。神道では神聖な植物として扱われ、日本の皇室にも麻の糸、麻の布として納められている。

中国では前6000年に食用として使用され、前4000年に布地、前2727年に薬用として使用される。前1500年から食用・繊維のために栽培されていたようである。紀元前5世紀の歴史家・ヘロドトスは、スキタイ人が大麻を娯楽に使っている様を叙述している。

「麻」という漢字は、草(林)が乾燥小屋(广)に収められている様子を示しているといわれる。